like electricity

舞踊教育に携わるdance educator。バレエ関係がメインだけれど、ダンス、アート、芸術、教育、人間などなど日々考えることの発信の場。読書感想文もあり。ビビビっとくる何かとロマンを求めて。

【記事紹介】「女性進出」と聞いて萎えちゃうような人に読んで欲しい連載。

本日はこちらの連載のご紹介。

 

ハーバード流ワークライフバランス:日経ウーマンオンライン【ハーバード流ワークライフバランス】

 

上に貼った連載をされている方は、現在、フルブライト奨学生としてハーバードで公共政策を学んでいるそうで、これからワークライフバランスをテーマに日経ウーマンで連載を組んでいくそう。

実は、私もNew York Universityはフルブライト奨学生として留学しておりました。

ご存知の方もいらっしゃる思いますが、フルブライト奨学金はアメリカと自国の2カ国間の交換留学プログラム。奨学金プログラムがとても充実していることや肩書きも魅力ではありますが、やはりこのプログラムを経て出会った人々の刺激的なことと言ったら!自分も頑張らねば!と駆り立てられるようなことを次々とやっていくフルブライターのみなさん。

 
さて、本題の「女性進出」について。
 
個人的に、女性性をゴリゴリ押し出していって女性進出を謳うのはどうかと思うこともあるし、「女性進出」なんて言葉をわざわざ使わなければならない世の中なのかとうんざりしてしまうことも多々。っていうかそもそも「進出」という言葉がしっくりこない。
 
しかし、ひとりの女性としても、また人間としても、しっかりと把握しなければならない重要なこと。
 
この連載は、各国から集まる女性留学生がそれぞれの国での「女性進出」について語るという形式なので、世界でどのようなことが考えられていて、起きているのかがわかるのではないかと思います。
 
大学院の各国の女性を取り上げているので「女性進出」に限らず、アメリカの大学院の雰囲気や学生のモチベーションなども分かるので、将来留学を考えている人は女性に限らず読むべき。
 
というか「女性進出」を考えるにしても女性しか取り組まないのでは意味がない。
 
公共政策という分野柄ということもあるかもしれないけど「本気で世の中を変えようとしている人がこんなにもいるんだ」というのは、わたしもフルブライターや大学院で出会った人々を通して感じたこと。
 
ひとまず、「女性進出」ということだけではなく、様々な視点から「目から鱗」のような体験ができる連載なのではないかと思います。
 
世の中捨てたもんじゃない、と思うこともあるもんだ。